肌荒れを早く治すには? 原因・正しい対処法・根本改善ケアの方法を解説

肌荒れを起こす原因を知ろう

肌荒れは早い段階で治すことが大事。自己流で間違ったケアをしてしまうと、跡が残ったり長引いてしまうことも。まずは肌荒れの原因を知ることからはじめましょう。

ホルモンバランスの乱れ

女性の場合、生理前はとくにホルモンバランスが崩れやすくなります。

プロゲステロンという、男性ホルモンに似た働きのあるホルモンの分泌が増えるのですが、このプロゲステロンには皮脂分泌の量を促進させる作用があります。そのため、ニキビや肌荒れが起こりやすい状態に。

間違ったスキンケア

間違ったスキンケアも肌荒れを引き起こす要因です。

例えば洗浄力の強いアイテムの使用や、ゴシゴシ洗い、肌に合わない成分配合のアイテムの継続使用など。

SNSで高評価なアイテムがあなたにも合うとは限りません。使ってみて肌がひりついたり、赤みが出たり、少しでも違和感があるなら使うのを止めるのが鉄則です。

ストレス

ストレスには、紫外線や花粉といった外的ストレスから、心理的ストレスまであります。これらは肌のバリア機能を低下させて肌荒れを引き起こす立派な要因。

忙しい中でも、自分の体や心をケアする時間を意識的に作ることが大事なのです。

生活習慣の乱れ

食生活の改善は言わずもがな、とくに注意が必要なのが睡眠不足です。

睡眠不足により水分保持機能が鈍ると、同時にバリア機能も落ち、負のループへ一直線!

肌荒れは何をしたら治る?

荒れてしまった肌、できるだけ早く治すにはどうしたらよいのでしょうか。あれもこれもと化粧品を試して、早期収束を狙いたくなるかもしれませんが、こんなときこそ原点に戻った丁寧な生活とスキンケアが求められます。

食生活を改善する

どんなにスキンケアを見直しても、インナーケアがめちゃくちゃでは根本的な改善にはなりません。安定した肌状態を保つまでは時間がかかるかもしれませんが、インナーケアの意識は避けて通れないのです。

食生活を見直したとき、ジャンクフードばかり食べていたり、特定のものばかり口にしていたり、お菓子をお腹いっぱい食べたりといった思い当たることはありませんか?

脂質の過剰摂取は、皮脂の過剰分泌につながります。脂質を控えて、野菜やきのこ類でビタミン・ミネラル・食物繊維を摂取し、お肉やお魚でタンパク質を、ごはんで炭水化物もしっかり摂りましょう。

具体的にはビタミンA・ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEを意識して摂るのがGOOD。にんじん、ブロッコリー、アボカド、納豆、卵、レバーなどを積極的に摂取してみてください。

ただし、ひとつの食材を過剰摂取するのではなく、いつもの食事に追加してバランスを取ることが大事。さまざまな食材から、さまざまな栄養素を摂るのが理想だと覚えておきましょう。

睡眠不足をなくす

睡眠不足の自覚がある人は、一刻も早く改善しましょう。

日本睡眠学会総合専門医の井坂奈央先生によると、睡眠不足は太る可能性もあると言います。

「食欲にはグレリンとレプチンという2種類のホルモンが関係。睡眠不足になると食欲を増進するグレリンが上昇し、逆に食欲を抑制する作用のあるレプチンが低下するため、過食により太ってしまうリスクが!」(井坂先生)

肌荒れだけでなく太るリスクまであるなんて、メリットがありませんよね。

また、睡眠コンサルタントの友野なおさんによると、入眠から最初の3時間が健康や美容に重要なのだそう。

「寝始めの3時間に集中的な深い睡眠が取れると、成長ホルモンがシャワーのようにドバドバ分泌されると言われています。時間帯よりも、入眠から3時間を連続して深く眠ることが重要」(友野さん)

まずは生活習慣の見直しによる睡眠時間の確保を目指し、どうしても眠れないならサプリメントを活用したり、睡眠外来を受診したりしましょう。

守りのスキンケアにシフトする

肌の調子が悪いと、どうしても強力な効果が望めそうな攻めのアプローチをしてしまいがちですが、肌荒れを起こしているときに行うべきケアは「攻め」より「守り」です。

コスメを敏感肌用に切り替えるのはもちろん、スキンケアを行う所作も一つひとつ丁寧に。

化粧水も乳液も、1品1品肌内部の隙間を埋めるようにじっくりハンドプレス。肌から手を離す瞬間も、雑にならないよう塗り方を工夫して。

また、この時期のテーマは「鎮静」なので、角質除去系・炭酸コスメといった活性系のスキンケアはお休みしてください。

美容成分は欲張らず、バリア機能を司る皮脂膜・天然保湿因子(NMF)・角質細胞間脂質(セラミド)を補うような、シンプル成分で体勢を整えます。

肌荒れ時に心強いスキンケアコスメ

肌荒れしているときは「美白できる!」「毛穴に効く!」など、攻めの成分を配合したアイテムよりも、「刺激が少ない」「バリア機能を高める」「ゆらぎを鎮静」といった守りのケアができるアイテムへ切り替えることが大事。肌が荒れて敏感になっている状態のときにおすすめのスキンケアコスメを紹介します。

ロート製薬 ケアセラAP 高保湿先行バリア乳液 130ml ¥1,870(編集部調べ)

敏感に傾いてカサつきのある肌をほぐす、洗顔直後に使う乳液。8種の天然型セラミド配合で肌をうるおいで満たし、やわらげる。

ロート製薬 ブルーミオ ディープブーストセラム 50g ¥3,850

繰り返す乾燥悩みを止める先行美容液。独自保湿成分、ブルーセラミドにトレハロースを配合。赤みが出やすい肌も、角層まで深くうるおしてくれる。

花王 キュレル 潤浸保湿 泡ジェル洗顔料 [医薬部外品] 200g ¥2,090(編集部調べ)

化粧水成分100%という革新的な洗顔料。皮脂汚れをゆるめることで擦らずにオフ可能。うるおいと透明感ある肌印象へ。

コーセー マルホ ファーマ カルテHD バランスケア ローション [医薬部外品] 150ml ¥2,090(編集部調べ)

化粧水のみでも驚くほどの保湿力を実感できる。保水有効成分ヘパリン類似物質HDを配合。乾燥も皮脂も気になる肌を、みずみずしく毛穴の目立たないなめらか肌へ。

ドクター津田コスメラボ TSUDA COSMETICS スキンバリアバーム 18g ¥5,940

刺激を防いで肌免疫を強化するバーム。スキンケアの最後に塗るだけで水分蒸発を防ぎ、花粉やPM2.5などの外的刺激からを肌を守る。肌の刺激になりやすい7つの成分フリー製法。

最後に

思春期とは違い、大人の肌荒れの原因はストレス、乾燥、ホルモンバランスなど多岐にわたります。肌荒れを治すには一朝一夕にはいかないけれど、いつものスキンケアや生活習慣などを見直し、ターンオーバーを整えてバリア機能を高めましょう。