



強いプレッシャーを受けた時や不安感が高まった時、そしてイライラした時。
「お腹が空いていないのに、食べたくて仕方がない衝動に駆られる」「甘いものや脂っこいもの、塩辛いものなど、特定のものを大量に食べたくなる」…こんなふうに、食欲が抑えられなくなった経験はありませんか?
もしかしたらその衝動、ストレスホルモンが関係しているかも!?
●不安やイライラ…ストレスを感じた後、無性に食べたい衝動に駆られてしまう
●ストレスは心身にとって緊急事態! 過剰な食欲は、ストレスホルモン“コルチゾール”が大量に分泌されるから
●スッと気分を切り替える! 「ストレッチ」でストレス対策

ストレスを感じると、私たちの心や体にはさまざまな変化が起こります。そのひとつが、“食べ方”の変化。
ストレスは心身にとって緊急事態。身体はさまざまなホルモンを分泌して、ストレスに対応しようとします。特に注目したいのが、副腎皮質から分泌される“コルチゾール”というホルモン。その役割は、血糖値を上げる・免疫機能を調整する・抗炎症作用、さらに食欲促進作用などです。
生命維持に不可欠なコルチゾールですが、イライラ・モヤモヤした後、急に食欲が増す原因とも言われているのです。しかも、糖分や脂肪分といった高カロリーなものが欲しくなるといわれているから悩ましい…!
たまに食べすぎるくらいならさほど問題ないとはいえ、緊張状態が長く続き、“ストレス食い”が習慣になると、いずれは肥満になる可能性も軽視できません。
肥満は、単に体重が増えるだけでなく、生活習慣病のリスクも高めます。健やかな毎日のためにも、食べたい衝動が強くならないうちにストレスを解消することが大切です。
没頭できる趣味を持つ、人に会って気分転換する、散歩をする、運動で体を動かす──など、食事以外でストレスを解消できるとよいでしょう。
ここからは、深い呼吸で副交感神経を優位にする「ストレス解消ストレッチ」をしていきます。ストレスを感じて胸が閉じている時や、呼吸が浅くなっている時、気分をスッと切り替えたい時などに、試してみてくださいね!

▲お尻の下に手のひらを差し込み、お尻のお肉を外にかき出しましょう。その後左右の座骨(お尻の下のほうにあるとがった骨)に均等に体重を乗せると、骨盤を立てやすくなります。

▲腕は、肩からまっすぐ伸ばします。幅は狭め、二の腕が顔の横にくるように姿勢をセットしましょう。手のひらは、正面に向けます。

▲吐く息に合わせて、ひじを90度に曲げます。

▲吸う息に合わせて、胸を軽く突き出しながら広げていきます。腕を少し後ろに引き、ひじを体側に寄せるとストレッチ効果がUP!
肩を下げ、左右の肩甲骨を中央に寄せましょう。
STEP 2~STEP 4の動きを、呼吸に合わせて繰り返します。〈回数:5回~〉
最初のストレッチを、ひざ立ちVer.でおこないます。

▲ひざ立ちの姿勢から左足を前に大きく踏み込み、両手をひざに添えます。
腰が反りやすい場合、ズボンのチャックを締める時のように下腹をキュッと引き込んでみて!

▲腕は肩からまっすぐ、二の腕を顔の横にセットしましょう。手のひらを正面に向けます。

▲腕は肩の高さ、ひじを90度に曲げましょう。

▲上半身の動きは、ひとつ前のストレッチと一緒! 吸う息に合わせて、胸を軽く突き出しながら広げます。腕を少し後ろに引き、ひじを体側に寄せて、左右の肩甲骨を中央へ!
さらに、ここでは下半身の動きもプラス。前に踏み込んで、右足の付け根をグーンとストレッチしましょう。
STEP 2~STEP 4を繰り返します。〈回数:5回~〉
反対側もおこないましょう。

▲足はこぶし1個幅に開き、手を腰に添えます。

▲右足は、股関節からスッと真横に。太ももを外側に回転させて、ひざを真上に向けます。
右つま先を外側に向け、軸足となる左の太ももは床から垂直に立てると完璧!

▲左腕は、肩から真上に伸ばします。

▲吐く息に合わせて、右に側屈。上体を真横に倒します。
左腕と顔のあいだに少しだけスペースを確保して、指先をスーッと遠くに伸ばしましょう。
右腕は伸ばしたまま、すねのほうへスライド。右わき腹は縮め、左体側に心地良い伸びを感じられるところでキープ! 〈回数:5呼吸~〉
反対側もおこないます。

▲左手を肩の下につき、右腕は頭の先に向けて伸ばしましょう。
右手の指先~右足先まで、斜め一直線の姿勢を整えます。〈回数:5呼吸~〉
呼吸がジワジワと深まり、心が落ち着いてくるのを感じながら、反対側もおこないましょう。
社会生活を営むうえで、ストレスはつきもの。自分に合ったストレス解消法を見つけておくだけでも、心と体の健康を守る安心材料になります。この記事もぜひ参考にしてみてくださいね。









