



肌の色が変わるだけでなく、水分が奪われて乾燥し、ほてったりヒリヒリしたり炎症をともなうこともある日焼け後の肌。早い段階からお手入れをして、肌を救済してあげることが必須です。
〈POINT〉
・日焼け後にまずすべきこと
・こまめに保湿して肌の潤いを保持
・日焼けで荒れた肌をしっかりいたわる
日焼けしてしまった後、正しい対処法ができれば、肌ムラができたりトラブルにつながったりするリスクを減らせます。手順はたったの3つ。鎮静→保湿→美白ケアです。
日焼けは火傷の一種です。ヒリヒリとほてる肌は、まず鎮静させることが大切。
化粧水をたっぷり染み込ませたコットンをのせてパックをしたり、保冷剤や氷を使ってクールダウンさせたり、とにかく冷やすことを優先させましょう。
肌を鎮静できたら、今度はたっぷりと保湿してあげます。日焼け後は乾燥しやすくなるので、潤いをしっかり与えてあげることが大事。
ただし、ここではシンプルなスキンケアにとどめましょう。日焼け後は肌が敏感になっているので、デリケートな肌でも使いやすい低刺激なスキンケアアイテムを使って保湿することをおすすめします。
保湿のポイントは、こすらず丁寧になじませること。なじませたあとハンドプレスで肌に優しく圧をかけてあげれば浸透促進できます。
赤みやヒリヒリ感が落ち着いたら、シミやくすみを残さないよう、ブライトニングケアも取り入れましょう。目安は日焼け後1週間たったくらいから。
\美容エディター・大塚真里さんが語るブライトニングケアの重要性/

「シミに限らず、シワやたるみ、赤みなどさまざまな肌のトラブルは、紫外線や外的刺激による“炎症”が根本的な原因。ブライトニングコスメには、早い段階で炎症を防いでくれるものが多く、総合的な美肌効果が得られるのです」(大塚さん)
「洗顔しても化粧水をつけてもくすみが晴れない… その原因は、代謝の滞りや部分的な赤み、血行不良などさまざま。最新のブライトニングコスメは、さまざまなくすみにアプローチしてくれるものが増えています」(大塚さん)
「ブライトニングコスメの本領は、シミの原因となるメラニンの過剰な生成を防ぐこと。使い続けることでメラニンが肌に溜まるのを防ぐことができ、新しいシミができにくくなります」(大塚さん)
つまりブライトニングコスメは日焼け後のみならず、日焼けをしていなくても日常的に使用するのがよさそうですね。
日焼けの程度によっては自己処理で済ませず、クリニックで受診することをおすすめします。
例えば水ぶくれや発疹ができている場合。赤みや痛みのほか、発熱、頭痛、嘔吐といった症状も併発している場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
敏感になっている日焼け後の肌に使うコスメは、刺激の少ない低刺激のものを。肌が落ち着いたら美白コスメもぜひ取り入れて。ここでは日焼け後のケアにおすすめのアイテムを紹介します。

日焼け後のボディケアとして優秀なアイテム。メラニン生成を抑え、その日受けた紫外線ダメージを、就寝中に修復してくれる。美白だけでなくうるおいケアや、シワ改善まで!

太陽を浴びた後にほしいビタミンCやDなどの美容成分をギュッと配合。1日1粒。

ピュアビタミンC25%と、高濃度で配合した美容液。シミはもちろん炎症、毛穴、キメ、ターンオーバーの乱れとマルチに美容効果を発揮。

即効性の高いビタミンC誘導体を、従来の1.5倍も配合。毛穴、透明感、ハリ、エイジング、肌荒れとマルチにアプローチ。

(右)SK-II ジェノプティクス インフィニットオーラ エッセンス [医薬部外品] 50ml ¥33,000(編集部調べ)
シミを作らない&増やさない。唯一無二の成分ピテラ™とナイアシンアミドを掛け合わせた新成分で、点や面を超えた立体美白を叶える。
(中央)クリニーク イーブン ベター イルミネーティング ブライト セラム 50ml ¥16,940
肌が敏感な状態でも頼れる、皮膚科学発想のブライトニング。独自美白成分UP302に、ナイアシンアミド&2種のビタミンCをミックスし、毛穴レベルから明るい肌を目指す。
(左)資生堂 HAKU メラノフォーカスIV [医薬部外品] 45g ¥11,000
美白有効成分4MSKとm-トラネキサム酸、さらに抗炎症のグリチルリチン酸ジカリウムを追加し、居座る頑固なシミへアプローチする。まばゆいオーラを放つ、三次元に輝く肌へ。

1回で1本を使い切る集中美白美容液。美白有効成分コウジ酸を配合。透明感ある澄み切ったハリ肌へ導く。

肌荒れや乾燥を防ぐ、高精製ワセリンを配合した薬用の化粧水。みずみずしいテクスチャーで、肌をしっとりと保湿する。
日焼け後にしてしまうと後悔する可能性のある、NG行動を紹介します。知らないとついついやってしまいがちなことなので、注意してくださいね。
日焼け後、もし皮が剥けていても、それを無理に剥がしてはいけません。
剥けかけの皮の下にあるのは、通常より早いターンオーバーで作られた未熟な皮膚です。これを無理に剥がすことで、表皮を傷つけてしまう可能性があるのです。
これが原因で色素沈着が起き、シミや色ムラが肌に残ってしまう恐れがあります。
皮がめくれている状態の肌はあまりきれいではありませんが、きれいな肌への再生を望むなら無理に剥がさず、自然に剥がれ落ちるのを待ってください。
日焼けは火傷している状態。冷やすことを優先するべきなので、湯船に入ったり熱い温度のシャワーを当てたりするのはNGです。
肌が落ち着くまでは湯船に入ることは控え、シャワーもできるだけ低めの温度に設定しましょう。
摩擦も絶対に避けてください。
例えば強い圧のシャワーを直接当てる、かゆいから掻く、クレンジングや洗顔で肌が動くほどこする… など。
洗顔はできるだけたっぷりと泡立てた洗顔料で、手が触れるか触れないか程度にし、泡で洗うイメージで行いましょう。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、ルーティンに入れてしまいましょう。水を飲んだり、歯磨きをしたりするのと同じように、日焼け止めの塗布を行うことが理想です。

朝のスキンケアは、日焼け止めまでがセット。日焼け止めはケチらず、たっぷりと使用することをおすすめします。目安は500円玉大。これを全顔〜首までしっかり塗りましょう。足りなければ同量をおかわりしてもOK!

朝日焼け止めをしっかり塗っても、安心してはダメ。
日焼け止めは日中、2〜3時間おきの塗り直しが推奨されています。指で伸ばすとメイクが崩れてしまうため、タッピングするよう肌に優しく叩き込むのがおすすめです。
メイクの上から使えるパウダータイプやスプレータイプの日焼け止めもあるので、ぜひ活用してみてください。

日焼け止めの使用はもちろん大切ですが、一番効果的なのは物理的に日差しを遮ること。
例えば首までカバーできる帽子。今はさまざまなブランドから高機能でおしゃれなアイテムが販売されているので、日焼け止めと併用して使ってみて。
持っておくと便利な、日焼けを防ぐアイテムはこちら。ぜひバッグやポーチに準備しておいて。

晴雨兼用で使える日傘。シンプルながらおしゃれで、コーデを問わず使用できる汎用性の高さが人気。

日焼け止めの塗り直しが楽ちんな、スプレータイプ。汗や水、空気中の水分に反応し、UVブロック膜が強くなる処方だから心強い!

メイク直しをしながらUVケアまで完了可能なアイテム。ドロドロ皮脂を瞬時にサラサラに。
しっかりUVケアしたつもりでも、紫外線による影響は少なからず受けてしまう肌。とくにアウトドアでの日焼け肌はしっかりアフターケアすることが大切です。集中ケアだけでなく、いつものスキンケアを低刺激処方にチェンジして炎症を鎮静化させましょう。









